マッチングアプリで危うく詐欺に遭うところだったお話

こんにちは♪

 

今日はマッチングアプリで詐欺に遭いそうになったお話をしたいと思います。

 

そのお相手はMさん(仮名)と命名します。

Mさんは最初のメッセージで

「この辺に引っ越したばかりです!彼女がいますが、遠距離で会えなくて寂しいので、カフェと買い物に付き合ってくれる子を探しています」

と言っていました。

彼女がいるのにそんな相手を探すなんてクズじゃん、、

と思いましたが、全部相手の奢りとのことで写真もカッコ良さそうで、かつ私も暇だったので、試しに会うことにしました。

 

私は何日もメッセージのやりとりをしてから会いたかったのですが、Mさんはすぐに日にちを決めてきて会いたがりました。

経験上、すぐに会おうとする人にロクな人はいなかったのですが、なぜかこの時の私は「この人なら信用出来るかな?」と思い、会うことにしました。

そう思った原因はおそらく、昼間に会うこと、文章に人間味があったこと(ツッコミや感情を入れてきた)からだと思います。それだけで信用するのは早計でしたが。

 

でも会う前のメッセージの段階で少し違和感はありました。

なぜなら、Mさんは未成年と会うのはマズイので、会ったときに身分証明書を見せてほしいと言ってました。

たとえ私が未成年だとしても、遊ぶくらいなら別に悪くはないんじゃないのかなと思いましたが、まあ一瞬だけなら良いかと思い承諾しました。(会ったときは結局見せずに終わりましたが。)

 

会う当日。私は早めに行って待っておきたかったので、30分前に着くようにしました。

しかし、Mさんも30分前に到着するとのことで、急遽待ち合わせ時間が早まりました。

 

会ったとき写真と同じくカッコいい人でエスコートが上手な人でしたが、やたらと人の少ない場所で話したがりました。

Mさんはそうしていたがっていましたが、生憎どこも人が多かったです。

そして我々は結局、人気の多いスタバに入りました。笑

しかしスタバといっても、私たちが座ったところだけ周りに席がなく小声で話せば内容は聞かれないような席でした。

 

Mさんは私にコーヒーを奢ってくれて、まずは世間話をしました。

するとその中で私はまた違和感を覚えました。

なぜなら、私がMさんに、今まで出会い系でどれくらいの人数と会ったかと聞くと、「あなたで四人目だよ」と言ったのにも関わらず、前の人たちのことは全然覚えていないと言ったからです。

私の前に3人しかいないのに忘れるものなのかな、、と思いましたがもしかしたら触れてほしくないのかもしれないと思い、それ以上ツッコまずにいました。

 

そうして、上記にある通り、これから買い物に付き合ってほしいという話になったのですが、その買い物というのが携帯ショップに付いてきてほしいとのことでした。

買い物デートで携帯ショップなんて変わった人だなと思いつつ、更に聞いてみると

 

あなたは機械が苦手なんだよね。少しメカニックな話になるから、簡単に説明すると、、とある事情で僕は携帯を契約出来ないんです。でも仕事用にどうしても必要なので、あなたが代わりに契約してほしい。一旦あなたが契約するけれど、後日僕の名義にすぐ変更し直すから安心してほしい。」

 

そしてそれには住所、フルネーム、口座が必要だとのこと。

本当に困ってるので、もし私がそうすれば20000円くれるとのことでした。

 

最初、私は「それって初対面の人に頼むことなの?」と思いましたが、その人が優しく真剣な顔で言うので断りづらく、また目先の利益(20000円)に目が眩みそうになっていました。

 

しかし、Mさんが「あなたは実家暮らしか、、もしかしたら実家の住所宛にたまに郵送物が届くかも知れないから、親が厳しいならそこは少しネックだな」とボソッと言っていました。

 

すぐにMさんが名義変更し直しても、私のところにそういう書類が届くんですか?」と聞いたら、

 

Mさんは「もし僕たちが兄弟ならばその場で名義変更は出来る。でも僕たちは他人だから少し時間がかかるんだよね」と言いました。

 

私はスマホに関しては全て親に任せていたので、そんなものなのかなと納得しそうになっていました。

でも「今日はキャッシュカードは持ってきてないですし、万が一親に郵送物等を見られたら説明が出来ないですし、、今日代わりに契約するのは難しいかもしれないです」と言うと、

 

分かった(^^)じゃあ後日検討してもらえたら嬉しいです。」

と言いました。

 

 

そのあと二人で歩いたあと

Mさんがじゃあトイレに行こうと言って、私も言われるがまま一旦入りましたが、少し胸騒ぎがしたので5秒くらい鏡で髪を整えてすぐに出て待つことにしました。

 

5分くらい待ってもMさんが出てこないので、「大便してるか逃げたな」と思っているとLINEが鳴りました。

そこにはこう書かれていました。

『ごめんなさい。案の定PCが再エラーが起きて帰らなきゃいけなくなりました(汗)

ほんとにごめんなさい。』と。

 

Mさんは自称通信販売関係の個人事業主と会う前のメッセージのやりとりで言っており、話してる最中にボソッと、

「今日はパソコンのエラーが起きたら、もしかしたらすぐに帰らなくちゃいけないかもしれない」と言い、逃げるための保険はかけていました。

 

私はMさんがサイトで会った女の子たちのことをなぜ全く覚えていなかったのか理解が出来ました。Mさんは数えきれないくらいの人と会って、名義貸し詐欺を働くか、カモに出来そうになければ苦しい言い訳をして逃げていたんだろうなと思いました。

 

私は自分の愚かさや不甲斐なさに泣きそうになりながら、罵りたくなる気持ち等を抑えて、Mさんに

お仕事頑張ってください。

奢ってくれてありがとうございました。

と言うと

「いえいえー!検討よろしくお願いします!」

と、、、。

不誠実な態度を取ったにも関わらず、また私をカモにしようとしてきたことに憤りを感じたので、そっとLINEをブロックしました。

 

今回は最悪の事態にならなくて、かつ社会勉強になったので良かったです。

 

最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m